旧陸軍登戸研究所 現地見学会

初期文字

旧陸軍登戸研究所 ⇒ 1937(昭和12)年、東京都新宿区にあった陸軍化学研究所の実験場が生田村に移設された。地元住民ら約1000人が作業員として動員され、風船爆弾や中国の偽造紙幣、農作物に被害を与える枯れ葉剤や生物兵器などを秘密裏に開発。青酸ニトリールなどの化学兵器を人体実験に使ったとも言われている。明治大学生田キャンパス農学部内に現存する3棟のうち、木造の5号棟は偽札の印刷工場、26号棟は偽札の倉庫、コンクリート造りの36号棟は生物化学兵器を製造していたとされる。2009年度に36号棟が展示資料館として公開される予定である。

登戸研究所保存の会
気まぐれ/ぶらりシリーズ